- 以前からいくつか記事で書いている娘ですが、先月12月で6歳になりました。
その6歳になった娘がいよいよ明日、2度目(1回目は生後3ヶ月)の左側口唇顎裂に対する形成術を受けます。
本来であれば去年の夏頃にこの形成術を受ける予定だったのですが、新型コロナウイルスの関係で、病院のオペがストップしており、時期がずれ込んできていました。
10月上旬の診察時に主治医の先生と形成術の日程について協議した結果、
・4月から小学校入学ということ
・引越しに伴う校区の移動があり友達がいない状況での入学となること
以上を考慮し、少しでも早い時期にとゆうことで年明け早々の日程を押さえていただきました。
今回の手術は
・形の違う左右の鼻孔の形を整えるために鼻孔の軟骨を持ち上げる。
・左側の唇の位置が少し高くなっているので、高さを左右同じに揃える。その為に、1回目手術の際の傷を切除に、切り口を縫合する。
・1回目の形成術で口唇裂を縫合し、その場所が肥厚しているので、肥厚している場所を切除する。
という説明を受けました。
時間にして約3時間。
鼻孔の軟骨を持ち上げるためには皮膚を剥いで位置を修正するそうです。
その位置をキープするために鼻腔内にガーゼを留置して、縫合するそうです。
これ以降半年間は鼻栓を付けて、鼻孔の形が元に戻るのを防がなければなりません。
新しい環境に飛び込んでいく娘にとって、これは厳しいアドバンテージです。
こういうことを言うと不謹慎かもしれませんが、あと半年間はマスクの習慣が続いて欲しいのです。。。
1週間ほどで抜糸され、留置されたガーゼも抜去されるそうです。
先日、職場の先輩が鼻茸(鼻にできるポリープ)の除去術を受けたそうで、その際に鼻腔内にガーゼを留置したまま1週間ほど入院したそうです。
鼻からの呼吸ができず、口呼吸のみなのですごく口が渇くし、何よりガーゼを抜去するのが大人でも耐え難い痛みだそうです。
この話を聞いていた私は、6歳の娘にこのような思いをさせることにかなりの不安がありました。
しかし、形成術を受けることは娘にとって必要であり、親としては手術の成功と、少しでも口唇裂であったことがわからないように形成されることをサポートすることしかできないのが現実です。
娘には私も妻も、なるべくわかりやすいように説明をしましたが、6歳の娘が“手術”をどこまで理解できているのかはわかりません。
手術の日が近づくにつれて、私のほうが不安で押しつぶされそうになっていたのも事実です。
手術の前日の今日から入院しており、私が付き添っているわけですが、精神的に不安定になることもなく、いつも通りニコニコと穏やかに過ごす娘を見て『大物だなぁ』と感心させられます。
また病棟では遊びのスペースが設けられており、日中は保育士さんが色んなおもちゃや制作をして、子どもたちの入院生活を支えてくれています。
そこで塗り絵をしながら、
『これは退院したらお兄ちゃんにあげる』
『これは妹にあげる』
などど、こんな状況でも兄妹への気配りを忘れることなく過ごす娘を見て、『この子の父親でよかった』と改めて感じました。
子どもは親が成長させるものだと思い込んでいた私ですが、親が子どもに成長させられるのだと強く勉強させられました。
さきほど、病院の消灯時間を迎え、4人部屋の電気が消灯されたのですが、患者用のベッドの落下防止用の柵の上から娘の手を握っていたのですが、いきなり起き上がった娘が私に抱きついてきました。
『ニコニコしてはいるけど、やはり子どもなりに不安はあるんだろうなぁ』と思うと涙が流れました。
これは消灯していて本当によかった笑
とりあえず今は無事に寝入った娘を横目に見ながら、手術前日の私の気持ちを書き留めておこうとスマホを開きました。
思ったままにつらつらと書いたので、読みづらいところなどあると思います。申し訳ありません。
明日、娘の手術が無事に終わりますように。
みなさんも一緒に祈っていただければ、幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント