こんにちは!らひかです!
今回も前回に続き私が歩んできた野球経歴について書きたいと思います。
前回は主に社会人野球の硬式チームについて書いてますので是非読んで頂ければと思います。
さて、2年半所属していた社会人野球の硬式チーム退部して以降は特に何をするでもなく、ブクブク太っていく自分のお腹からは目を逸らし、日々の生活をなんとなく過ごしておりました。
そして、退部から半年が経とうとしていたころ、ある人からお誘いを受けることになります。
このある人とは以前の硬式チームに所属していたころのコーチでした。
コーチ「らひか、軟式野球やらへん?」
らひか「ん?軟式野球?草野球ですか?やります!」
なんてろくに話を聞くこともなく二つ返事をした私ですが、ここから激動の4年間を過ごすことになろうとはこの頃はまだ知る由もありませんでした。
実は我が和歌山県は2015年に国民体育大会の開催が予定されており、そこでの優勝を目指し、県内選抜チームが立ち上げられていたのです。
そう、声をかけられて入部することになった軟式野球チームはその国体優勝を使命とされたチームだったのです。
軟式野球において国体本戦に出場するには
県内予選を突破→近畿ブロック予選を突破(2府4県で4チームを決める)→本戦出場
という国体本戦に出場することもなかなか難しい状況なのです。
それに加え、和歌山県の軟式チームが国体本戦に出場したことがなく、そのような状況のなか、国体優勝という使命を背負ったチームが2009年に結成されたのです。
そのチーム結成から3年目にチームに加入することになった私ですが。。。
らひか「あのー、聞いてた話とはでんでん(全然)違うんですが。。。」
コーチ「まぁ、ええやん。頑張って国体行こうや」
らひか「は、はぁ。」
硬式野球をやっていて、軟式野球へ移行してくる人のほとんどが
軟式野球=草野球
ってイメージを持って移ってきます。
私もその一人でした。
確かに日本には軟式野球という文化があり、この軟式ボールのおかげで小さい小学生から年齢を重ねても身体が動く限り野球を楽しめる環境にあります。
※ちなみに軟式ボールと硬式ボールの違いについても以前の記事に書いていますのでこちらもあわせてお読み頂ければと思います。
しかし、軟式野球界にも社会人硬式チームと同じように有名企業が所有しているチームが全国には多数あります。
また軟式野球は費用も硬式に比べればかなり安いため、企業が参入するにはハードルが低いです。
費用が安い主な理由としては
・硬式野球は木製バットを使用するが軟式野球は金属バットを使用
→バットの単価は金属バットの方が高いが折れたりすることがほとんどないためある程度本数を買えばいい
・硬式ボールは雨の日に使用したりして濡れてしまうと使えなくなるが、軟式ボールは濡れても乾かせば何度も使える
この2点だけでかなりの差がでてくると思います。
和歌山県には企業の軟式野球チームは数チームありましたが、力を入れて活動しているチームがほとんどなく、軟式球界においてもクラブチームがメインでした。
ここで立ち上げられたチームにおいてもクラブチームに所属している選手が多くを占めました。
お世辞にも上手いと言える選手が少ないなか、私がチームに抱いた第一印象は
「めちゃくちゃまじめに練習するなぁ」
でした。
野球部って監督が見ていないところは手を抜いたり、「いかに上手にサボるか」という選手が多いなか、このチームの選手は本当に一生懸命練習する選手が多かったのが印象的でした。
まだまだ軟式野球とはどんな世界なのか理解できていなかった私ですが、彼らの姿に引っ張られるように練習に没頭しました。
最初は軟式野球なんか草野球程度にしか考えていなかったのですが、県外チームとの試合などを重ね、徐々に軟式野球に惹き込まれていきます。
また、国体についても頑張っている選手のみなさん、たくさんいます。
私は軟式野球の世界しか見ていませんが、国体の素晴らしさをこれから少しづつでもお伝えできればと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
つづく。
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