娘が誕生して、みんなが病院から帰ってしまったあと、麻酔が徐々に切れ始めた妻が寒がったり、痛がったり。。。
少し落ち着いてきたようなので、娘について話をしました。
助産師さんの説明によると
・手術を受ければほぼわからないくらい綺麗に治る。ただし、子どもの成長過程のなかで複数回の手術が必要であり、歯の矯正も必要になる可能性が高い。
・1回目の手術は生後3か月ぐらい。生後3か月ぐらいにならないと全身麻酔に耐えられるだけの体力がないため。
・母乳や通常のほ乳瓶での授乳は難しいので、専用のストローのようなものが必要。
・口唇口蓋裂で生まれてきた赤ちゃんには合併症が存在する可能性がある。
例えば
①手足の異常(合指症、多指症など)
②心臓の異常(心室中隔欠損症、ファロー四徴症など)
③耳介の異常(副耳、小耳症など)
これはあくまでも私達が説明を受けた内容ですので、これが全てというわけでもありません。
①と③については見た目ですぐにわかるので、娘には合併していないことがわかりました。
しかし、②の心臓の異常については検査をしてみないとわからないとのことでした。
これはあくまでも私達が説明を受けた内容ですので、これが全てというわけでもありません。
これらの説明は私が1人で説明を受けたので、妻には私から説明しました。妻に口唇口蓋裂の知識がどれだけあったかは定かではありませんが、真剣に2人で話しました。
ちなみに口唇口蓋裂の赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時点でエコーなどでわかる場合もあるそうですが、私達は定期検診時には医師から何も聞かされておらず、娘が生まれてきて、初めて知りました。
そういえば、振り返ってみるとエコーの写真を妻と見ながら
「この子、唇大きいね~」
なんて話したことがあり、もしかすると赤ちゃんの角度でエコーに写らなかったのかなぁ?なんて考えたりもしました。
エコーの時点で医師が気づいていたのかどうかは今となっては確かめようがありませんし、その当時は確かめようともしませんでした。
事前にわかっていれば、もっと気持ちの準備や今後必要になってくるような物も準備できたのになぁって感じでした。
妻は
「私のあの時のあの行動が。。。」
とか
「私がもっとあんな風にしてれば。。。」
とかすごく悲観的で自分を責めていたのはすごく記憶に残っています。
私も同じようなことを考えたりもしましたが、2人で自分を責めても仕方がないし、なにより自分の子どもを自分のお腹のなかで10か月も育ててきた妻が心を痛め、子どものことを想っているのはわかっていたので、私がなんと気持ちを強くもって妻を支えなければ!という想いでした。
なので、
「親としてできる限りのことは全部してやろう!!」
と妻と話し、妻と一緒になんとか前を向こうと自分を奮いたたせました。
次の日が仕事だった私はその日のうちに病院から自宅へと戻りました。
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