前回、母乳での授乳が難しいとの説明を受けたと書きましたが、今回は口唇口蓋裂の赤ちゃんへの授乳について書きたいと思います。
長男の時は100%母乳だったんですが、娘の場合、口唇裂があるために空気が漏れてうまく乳首を吸うことができないのです。なので、母乳を吸うことができず、必然的に粉ミルクを溶かしてほ乳瓶での授乳になります。
母乳を吸えないということは、通常のほ乳瓶の乳首も基本的な構造は同じなのでうまく吸うことができません。なので、専用の乳首のようなもの(見た目的には乳首というよりもストローに近いと思います)に付け替えての授乳になります。
画像がなくわかりづらいと思いますが。。。
先にも書きましたが口唇口蓋裂の赤ちゃんは吸う力はあるのですが、口唇裂の部分から空気が漏れてしまうため、こちらから口の中にミルクを流してあげる必要があります。
このときに手をチョキにしてストローになっている部分をはさんであげながら、少量ずつ赤ちゃんの口の中に流してあげながらミルクを飲ませてあげます。
この量を調整するのが最初はなかなか難しい!!
このときに、口に流す量が多くなってしまうとはき出してしまったり、鼻から逆流してしまったり、窒息してしまったり。。。という問題がありますので、気をつけなくていけません。
でも、大丈夫です!すぐに慣れますから!!
赤ちゃんがミルクを飲むペースを見てあげながら、焦らずゆっくり飲ませてあげてください(^^)
うちの娘の場合、最初はやはりうまくミルクを飲むことができず、口唇口蓋裂がない赤ちゃんよりも体重の減少が大きかったです。ですので、退院予定の前日にはもしかしたら予定通りの退院はできないかもしれないと言われていました。
しかし、赤ちゃんも早く家に行きたかったようで、頑張ってミルクを飲んで、予定通り退院できました。
子どもの成長ははやいものでうちの娘の場合は数週間で普通のほ乳瓶の乳首でミルクを飲めるようになっていました!!
こんな感じで自分で上手にほ乳瓶も持って飲んでみたり
このようにお兄ちゃんに飲ませてもらったり、普通のほ乳瓶で上手に飲めてますね~!!
最初は戸惑うことも多く、大変だと感じることが多いと思いますが、このように赤ちゃんの成長のスピードはすごいです!
お父さん、お母さんも赤ちゃんと一緒にのんびり成長していってください(^^)
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